ようこそ!御嵩あかでんランドへ

名古屋から電車で約1時間。名鉄広見線の新可児駅から御嵩駅の5駅にわたる区間が、電車を楽しむ遊園地“御嵩あかでんランド”の舞台です。芝生の上に寝転がると電車が身体のすぐ上を走り抜ける「アンダー・ザ・トレイン」、廃線になった旧八百津線を辿る「オールドレイルウェイ八百津」、電車と競走する「レッド・ゴー」、思わずカメラのシャッターを切りたくなる「トッテ・スポット」…。この遊園地には、本物の電車を使った、誰もが自由に乗って、撮って、歩いて楽しむことができるアトラクションが勢揃いしています。本物の電車を使い、広見線沿線を遊園地に見立てた“御嵩あかでんランド”。のどかな町のちょっと変わった遊園地で、皆さんのお越しをお待ちしております!

岐阜県御嵩町

岐阜県の中南部可児(かに)郡にある人口約2万人の町・御嵩(みたけ)町。江戸時代には中山道の宿場町として栄え、いまなお多くの史跡が点在しています。明治から昭和にかけては石炭の代用燃料である亜炭の一大産地として、日本のエネルギーを支える『炭鉱の町』でもありました。かつて亜炭鉱で働いていた炭鉱夫が食べていた豚のホルモン「とんちゃん」の文化が残るなど、当時の面影を伺い知ることができます。

名鉄広見線(新可児─御嵩)

大正時代に入り、御嵩町の亜炭を名古屋方面へ輸送するために敷設されたのが御嵩町と多治見(たじみ)市を結ぶトロッコ列車、後の名鉄広見線です。一時は炭鉱景気により栄えた御嵩町でしたが、亜炭に代わるエネルギーの台頭により、昭和43年には全ての炭鉱が閉山。それにともない徐々に利用客が減少。広見線の存続が危ぶまれています。